話し手
瀧内 貫さん
株式会社コトト 代表取締役/ミリグラム株式会社 取締役 | 長野
聴き手
桜井 肖典さん
『Community Based Economy』呼びかけ人代表/一般社団法人リリース 共同代表 | 京都
一緒に聴いた人
川向 思季さん
合同会社キキ/キキ・コレクティブ代表 | 長野
瀧内さんがしていることや起こしていること
長野県で、デザインディレクター・ローカルコーディネーター・企画家など様々な肩書きをもちながら、地域を育むために必要な関係・状況・戦略づくりなど「橋を架ける」役割を担っています。
地域をまたいで新しい視点をもたらす「風」の人と、その土地に根ざした活動をする「土」の人、良い土壌を育むために「水」を注ぐような存在でありたいという思いをもち、県内外を横断的につなぎ、地域の文脈に翻訳しながら具体的なアウトプットまで伴走支援を行っています。
瀧内さんに聞いてみたいこと
桜井 肖典さん
一緒にお仕事をしていて、事業者さんのフェーズを感じ取り、先回りして舞台を用意する姿が印象的でした。おそらく、アイデアから商品、そして事業へのフェーズをたくさん経験なさっているのだと思います。そのなかで培った舞台づくりの方法論をお伺いしたいと思っています。
瀧内さんとのお話で印象に残った言葉、その先に思ったこと
全部戻って仕事になる。
短期的な利益の有無に振り回されることなく、大切にしたい価値観を中心にものごとを編むことができるためには、お金ではない資産が「見える化」されることで結果的にお金になる仕事が巡ってくる、という手応えを知っていることが大切だと感じているので。
by 桜井 肖典さん
そういう存在がいないと動かなかったものがある。
誰にでもできるかもしれないけど、誰もやらなかったこと、その存在にしかできなかったことに本当の価値があったりする。でもその存在や仕組みが見えてからこそ、その存在に価値が生まれることが多い。そんな存在になりたいし、見えづらいその存在に気づける人になりたいと思った。
by 川向 思季さん
Q. What do you do? & Why do you do what you do?
あなたがしていること、そして、なぜそれをしているのか、教えてください。
Q. How do you do it?
あなたがどのようにそれらをしているのか、教えてください。
Q.現在の働き方に至るまでの、各ステージでの気づきとは?
Q.「水の人」の重要性とは?
Q.チャレンジしたからこそ、つかんだこととは?
Q.今後チャレンジしようとしていることとは?
瀧内 貫
株式会社コトト 代表取締役/ミリグラム株式会社 取締役 | 長野
1978年大阪生まれ長野育ち。地域に根ざし、ブランドデザインや各種広告などのデザインディレクションを手がけるほか、ソーシャルグッドのための活動やプロジェクトをコーディネートするなど、様々な分野の「橋を架ける仕事」として、グラフィックデザイン、コミュニティデザインを基軸としながら活動。単一の仕事に携わるだけでなく、多様なコミュニケーションや複数のプロジェクト企画などを組み合わせた、立体的なディレクションを得意とする。公立大学法人 長野県立大学ソーシャルイノベーション創出センター 地域コーディネーターとしても活動中。公私混同、仕事とプライベートの境目なく、長野県とその周辺をぐるぐる。関係人口的に通い続けている地域として、長野県木島平村、長野県根羽村などがある。
http://ta9chi.jp/
桜井 肖典
『Community Based Economy』呼びかけ人代表/一般社団法人リリース 共同代表 | 京都
2000年よりデザインコンサルティング会社を経営、様々な分野でデザインプロジェクトの企画監修を重ねる。2012年より持続可能性と事業性を両立する「未来が歓迎するビジネス」のデザイン組織としてRELEASE;を始動。「藝術と社会変革のあいだ」で経済活動をプロデュースする構想家として、社会の大きな物語を編み直す人文学的なアプローチと共創によるビジネスデザイン手法を軸に、大企業や自治体からスタートアップや非営利団体まで領域横断的なプランニングとディレクションを実践する。「想像力からこそ優しさが生まれる」と信じ、「希望を実現する技術であるデザイン」とともに、一人でも多くの人が希望を胸に生きている世界へ。
川向 思季
合同会社キキ/キキ・コレクティブ代表 | 長野
1999年、宮城県出身、長野在住。長野県立大学グローバルマネジメント学部では企(起)業家コースに所属し、大室悦賀ゼミにてソーシャルイノベーションについて学んでいる。「透明」と「グラデーション」と「空間」をテーマに、一人一人が自分自身の心の声に耳を傾け、「心の内側のわたしと社会と共に、未来を自分の手でつくる人が増える」そんな環境をつくりたいと思っている。 キキの他、株式会社、NPO法人、など所属や肩書きを超えて、学びの場づくりをしている。