話し手
新井 直彦さん
松川町役場まちづくり政策課 | 長野
松山 圭介さん
水俣市産業建設部経済観光課 経済振興室次長 | 熊本
五味 孝昭さん
京都市産業観光局地域企業イノベーション推進室 地域企業振興課長 | 京都
聴き手
川地 尚武さん
一般社団法人リリース 上席客員研究員 | 長野
Q. What do you do? & Why do you do what you do?
あなたがしていること、そして、なぜそれをしているのか、教えてください。
Q. How do you do it?
あなたがどのようにそれらをしているのか、教えてください。
新井 直彦
松川町役場まちづくり政策課 | 長野
公民館主事として6年間着任。そこで住民の主体性と地域の多様性や協調性に触れ、それをベースとした地域づくりの可能性に関心を持つようになった。現在は、まちづくり政策課で「持続可能なコミュニティ」をテーマとした地域アプローチを中心的に活動している。新たに、“生きる”と“つくる”をつなぐMMM(Matsukawa-Mountain-Mylife)プロジェクトを立ち上げ、高校生や大学生などとも関わりを持ちながら、“自分たちの暮らしを自分たちで創造していく”そんな社会の実現に向けた取組みに着手をしている。
松山 圭介
水俣市産業建設部経済観光課 経済振興室次長 | 熊本
1999年に水俣市役所入庁後、国際交流、介護保険、熊本県庁出向などを経験。産業振興部門には県庁時代も含むと通算で10年間従事。市民や地域が喜んで応援する経営をソーシャルイノベーションの視点から学ぶ場として、水俣市が平成26年度から平成30年度までの5年間実施した、「四方よし経営の学び舎」の立ち上げに関わる。現在は、主に企業誘致や新型コロナウイルス感染症に対応する経済対策を担当。
五味 孝昭
京都市産業観光局地域企業イノベーション推進室 地域企業振興課長 | 京都
信濃毎日新聞社を経て平成12年入庁。平成20年4月から、産業観光局産業振興課(当時)にて、リーマンショック期の経済対策、企業誘致等を担当。平成23年4月から保健福祉局保健福祉総務課企画調査係長として、局内外、議会との連絡調整や、いわゆる「ごみ屋敷」対策条例の制定等に携わる。平成30年4月から産業観光局中小企業振興課長(当時)として,中小企業・地域企業の持続的な発展に向け、条例の制定のほか、経営支援、ソーシャル・イノベーションの創出等に取り組む。
川地 尚武
一般社団法人リリース 上席客員研究員 | 長野
企業、県庁、市役所、大学で勤務してきました。ワールドカフェなどを活用しながら市民発で地域の再定義や価値を生み出すプロジェクト「美し国おこし・三重」(2009~2011・県庁)、課題提供側として参加した「RELEASE;」(2014・市役所)、学生向けの学習プログラムの企画・運用(2018~)を通じて、予め答えが準備されていない現実社会での人の営みとそこでの人や組織の学習に関心を寄せてきました。巨視的には関心領域である共同体、仲間、その中での資源循環の視点からこれからの社会を見通し、同時に、そこで起きがちな対立、葛藤について、小さな重なりを見つけ、構造化し、解消するプロセスを探究していきたいと思っています。