話し手
大室 悦賀さん
長野県立大学グローバルマネジメント学部教授ソーシャルイノベーション創出センター長 | 長野・東京
瀧内 貫さん
長野県立大学ソーシャル・イノベーション創出センター地域コーディネーター | 長野
野崎 恭平さん
SELF代表理事/合同会社むすひCo-Founder | 鹿児島
川地 尚武さん
一般社団法人リリース 上席客員研究員 | 長野
風間 美穂さん
一般社団法人リリース共同代表/クリエイティブカタリスト | 京都
井上 良子さん
SILKイノベーション・コーディネーター/一般社団法人リリース プロジェクトコーディネーター・リサーチャー |京都
中馬 一登さん
株式会社 MIYACO 代表/ 一般社団法人リリース ムードメイカー | 京都
聴き手
桜井 肖典さん
『Community Based Economy』呼びかけ人代表/一般社団法人リリース 共同代表 | 京都
Get together
Community Based Companies Forum 2021を振り返って
大室 悦賀
長野県立大学グローバルマネジメント学部教授ソーシャルイノベーション創出センター長 | 長野・東京
一般企業、東京都府中市庁への勤務を経て、2015年4月より、京都産業大学経営学部教授に就任。社会的課題をビジネスの手法で解決するソーシャル・ビジネスをベースに、NPOなどのサードセクター、企業セクター、行政セクターを研究対象として、全国各地を飛び回り、アドバイスや講演を行う。著書には『サステイナブル・カンパニー入門』『ソーシャル・イノベーションの創出と普及』など、ほか多数。京都市ソーシャルイノベーション研究所所長。
瀧内 貫
長野県立大学ソーシャル・イノベーション創出センター地域コーディネーター | 長野
1978年大阪生まれ長野育ち。株式会社コトト 代表取締役、ミリグラム株式会社 取締役。地域に根ざし、ブランドデザインや各種広告などのデザインディレクションを手がけるほか、ソーシャルグッドのための活動やプロジェクトをコーディネートするなど、様々な分野の「橋を架ける仕事」として、グラフィックデザイン、コミュニティデザインを基軸としながら活動。単一の仕事に携わるだけでなく、多様なコミュニケーションや複数のプロジェクト企画などを組み合わせた、立体的なディレクションを得意とする。公立大学法人 長野県立大学ソーシャルイノベーション創出センター 地域コーディネーターとしても活動中。公私混同、仕事とプライベートの境目なく、長野県とその周辺をぐるぐる。関係人口的に通い続けている地域として、長野県木島平村、長野県根羽村などがある。
野崎 恭平
SELF代表理事/合同会社むすひCo-Founder | 鹿児島
1986年生まれ。同志社大学を卒業後、大阪にて政治家の秘書、社会起業家支援プログラムの立ち上げに携わった後に、東北の復興支援事業に関わり岩手で活動。その後東京にて参画した会社で組織開発・リーダーシップ開発の仕事をするようになり、独立。2015年9月にUターンし、鹿児島未来170人会議などを手掛けた後、仲間と共に「合同会社むすひ」を創業。対話をベースにした人-組織-社会-環境の結び直しをテーマに、様々な活動を行っています。
川地 尚武
一般社団法人リリース 上席客員研究員 | 長野
企業、県庁、市役所、大学で勤務してきました。ワールドカフェなどを活用しながら市民発で地域の再定義や価値を生み出すプロジェクト「美し国おこし・三重」(2009~2011・県庁)、課題提供側として参加した「RELEASE;」(2014・市役所)、学生向けの学習プログラムの企画・運用(2018~)を通じて、予め答えが準備されていない現実社会での人の営みとそこでの人や組織の学習に関心を寄せてきました。巨視的には関心領域である共同体、仲間、その中での資源循環の視点からこれからの社会を見通し、同時に、そこで起きがちな対立、葛藤について、小さな重なりを見つけ、構造化し、解消するプロセスを探究していきたいと思っています。
風間 美穂
一般社団法人リリース共同代表/クリエイティブカタリスト | 京都
映像制作・デザイン会社を経て、2007年からThink the Earthに所属。大企業や政府、NPO/NGOやクリエイターなど異なるセクターの間で、“エコロジーとエコノミーの共存”を目指し、コミュニケーションの橋渡しをするカタリストを自称する。Movie・WEB・学びのコンテンツ製作やプロデュースに携わるも、ボルネオ島で感じた地球規模の経済への問いを傍らに、2013年からRELEASE;へ本格的に合流。主に中小企業や地方自治体とのプロジェクトメイキングやマネジメント、事業プロデュースを担う。「次世代も美しく多様な地球の営みを愛でてほしい」と願い、RELEASE;では人間も自然の一部として捉えながら、ビジネスを通した好循環が生まれる仕組みをデザインしている。2014年に東京から京都へ拠点を移す。新潟県生まれ。
井上 良子
SILKイノベーション・コーディネーター/一般社団法人リリース プロジェクトコーディネーター・リサーチャー |京都
福岡出身。社会起業家世代が多い1981年生まれ。途上国の国づくりや人権・グローバルな問題に関心をもち、九州大学法学部・法科大学院で国際法を学ぶ。司法試験の浪人中に東南アジアを巡り社会起業家たちと出会ったことをきっかけに直感的に進路を転換。九州大学ユヌスセンターでソーシャルビジネスの起業支援、教育プログラムの開発、海外との連携を担当。その後、NPO法人クロスフィールズにてグローバルリーダー育成や国内外のフィールドスタディ事業に従事。2020年5月より、Impact Hub Kyotoと京都市のソーシャルイノベーション研究所(SILK)に勤務。
中馬 一登
株式会社 MIYACO 代表/ 一般社団法人リリース ムードメイカー | 京都
2014年に兄弟3人で株式会社美京都(現:MIYACO)を設立。人材・教育事業や観光事業、地方創生事業を運営。同業他社や異業種によるコラボ企画から京都市や大阪市、舞鶴市など、プロジェクトと枠組みを超えた繋がりを生み出す構想家として、様々な企画を立案。また、ダボス会議などで知られている世界経済フォーラムによって任命された33歳以下の若者によるコミュニティ 「GLOBALSHAPERS」の元京都代表。世の中を希望で生み出す人、組織、地域、サービスを少しでも増やそうと日々実験中。
桜井 肖典
『Community Based Economy』呼びかけ人代表/一般社団法人リリース 共同代表 | 京都
2000年よりデザインコンサルティング会社を経営、様々な分野でデザインプロジェクトの企画監修を重ねる。2012年より持続可能性と事業性を両立する「未来が歓迎するビジネス」のデザイン組織としてRELEASE;を始動。「藝術と社会変革のあいだ」で経済活動をプロデュースする構想家として、社会の大きな物語を編み直す人文学的なアプローチと共創によるビジネスデザイン手法を軸に、大企業や自治体からスタートアップや非営利団体まで領域横断的なプランニングとディレクションを実践する。「想像力からこそ優しさが生まれる」と信じ、「希望を実現する技術であるデザイン」とともに、一人でも多くの人が希望を胸に生きている世界へ。